個人事業主は社長ではない

※PRリンクが掲載されている場合がありますが、記事は私の実体験や一次情報に基づいて書かれています。

独立してフリーランスのITエンジニアとして活動していると、「社長、雇ってよ!」と軽口を言われることが度々あります。その都度、「法人化していないから社長ではないんですよ、私なんかは町の八百屋さんみたいなもんですよ」と返事するようにしています。

開業に向けて考えておくこと

屋号を考えておくことは大切だと思います。私もフリーランスITエンジニアとして活動するために、開業届に屋号を書いて提出しました。

屋号の変更は、確定申告書に新しい屋号を記載するだけで可能です。特別な手続きは不要です。制度として変更可能ですが、名刺や銀行口座などに屋号が記載されている場合、すべて変更する必要があります。また、なんといっても取引先へ通知する必要があるため、よほどの事情がない限り、屋号は変えられないものだと思って慎重に考えたほうがよいでしょう。

最近、開業してフリーランスITエンジニアになった知人は「○○ SYSTEM」という屋号にしたと話してくれました。○○には自分と奥さんの名前のイニシャルが入っています。

私は、戦略的に法人だと勘違いされるかもしれない屋号を考えてつけました。まだまだ未熟物で吹けば飛んでしまいそうな弱小フリーランスITエンジニアだったので、法人だと思ってもらえることで取引してくださる方が不安に思わないのではないかと考えたからです。

この記事を書いていて、1週間ぐらい様々な案を考えたことを思い出しました。すぐに独立する予定は無くても、屋号や事業内容を考え、準備しておくとよいでしょう。独立しようとお考えであれば、楽しい時間になると思います。